今回は昨年のプレ大会と今年の大会とでのコース(100kmの部)の変更点等を説明します。

(その1)
昨年はスタート後、市役所そばの川の対岸を通って、1km過ぎには美祢市消防本部前を通って4km手前の「日永交差点」から右折して、麦川方面へ向かいました。
心配していた通り、美祢市消防本部を過ぎて数百メートル先で左側通行から国道を渡って右側の歩道を通行するよう横断場所を設定していたのですが、ランナーがそれよりも前の位置から勝手に右側の歩道へ渡り始めたのです。
幸いにして早朝であり、通行する車が少なかったので交通事故はありませんでしたが、心配していた危険ポイントでした。
そこで、今回はスタート後、市役所そばの対岸を通って、その後美祢市消防本部方面に行かず、西渋倉→祖父ケ瀬橋→JR南大嶺駅手前→「日永交差点」と進みます。これによって昨年の危険個所を回避することができます。
ただ、「日永交差点」では信号機の赤・青・黄のルール通りで横断していただくことになります。
この問題をどうにか回避しようと思ったのですが、よくよく考えるとコース上には、国道や県道などの信号機のある交差点を12ヶ所横断しなくてはいけません。
ランナー思いでないことは申し訳ないのですが、本大会は日本陸連公認で記録や順位を争うような大会とは全く別のものです。
安全優先のコース設定にどうかご理解ください。

(その2)
伊佐セメント工場の丸山鉱区露天掘り現場をコースから外しました。
この大会を企画するうえで、私がどうしてもコースに入れて皆さんにその迫力を体感していただきたかったのが「三菱セメント株式会社伊佐セメント工場の丸山鉱区露天掘り」でした。
その迫力は地元の私たちでも目の当たりにすることができません。
会社のご理解、ご協力のお陰で昨年のプレ大会では現地へ入ることができました。
ただ、「もしも雨が降っていたら・・・」という大きな問題がありまして、工場の敷地内往復約1kmはすべて赤土です。
雨で地面が濡れていたらぬかるんで、とても走れるものではありません。
しかも、ランナーのシューズもドロドロになり、おそらく皆さん不快な思いをされるものと思われます。
そのような理由で、今回はコースから外しました。(私も残念です)

(その3)
今年は秋吉台上のカルストロード(アスファルトの道路)はコースから外しました。
秋の観光シーズン真っ只中、歩道も無く、カーブも多いコースで、ランナーやスタッフからも「危険だ!」という声が出ていました。
そこで、長者ヶ森駐車場から秋吉台展望台・カルスター間の往復が秋吉台の草原の中(不整地)を通ることにしました。
したがって昨年は不整地の距離が3.3kmだったものが、今年は6.9kmと伸びました。
秋吉台で爽やかな風を感じていただくには良いのですが、トレイル区間は走りにくいと思われます。
それでも、安全第一で、なおかつ秋吉台をどっぷり味わってください!

(その4)
昨年は別府弁天池から3.5km進んだところで、県道31号線から萩原旧道へ入り国道316号線に合流したところで信号機を渡って進んでおりましたが、その信号機が撤去されたため、萩原旧道には入らず、そのまま県道31号線の歩道を進み、国道316号線と合流した交差点の信号を渡り、於福旧道へ進んで行くコースに変更しました。

以上が100kmの部の変更点です。

ご不明の点は岡崎までお問い合わせください。
【大会ディレクター:岡崎芳彦 okazaki.yoshihiko@amber.plala.or.jp】